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学術講演会「ACPと人生会議~Good LifeからGood Deathへ」(7月11日)




🍀令和8年度第4回豊中市医師会学術講演会
「ACPと人生会議~Good LifeからGood Deathへ」

 

【日時】 令和8年(2026年)7月11日(土曜)14時~16時

【場所】 豊中市医療保健センター 3階 会議室(豊中市上野坂2-6-1)、同時オンライン配信あり

【講師】 医学研究所北野病院 緩和ケア科部長 梶山 徹  先生

【座長】 豊中市医師会 副会長 加藤 泰司  先生

【対象】 医師

【申込】 要申込。7月9日(木)まで豊中市医師会にお申込みください。下記URLからもお申込みいただけます。

 

【備考】 日本医師会生涯教育制度 大阪府医師会認定講座  2.0単位 カリキュラムコードCC84(最新のトピックス・その他)

 

【抄録】
Advance Care Planning(ACP)は世界的な潮流となっていますが、一番の問題点は定義が定まっていないことで、ACPの解釈が個人によって異なるため医療現場に混乱が生じています。
ACPの目標はGood Life(「より良く生きる」)とGood Death(「より良く逝く」)であり、目的は「患者/家族のQOL向上」となります。
医療者は事前指示の取得によるGood Deathを重視しているのですが、患者/家族の望みはGood Lifeの実現であり、乖離が生じているわけです。

米国で行われた大規模比較介入研究では、「早期に事前指示を取得しても、患者のQOL向上にはつながらない」という結論が得られているため、「Good Deathから介入するACP」は患者ニーズにもエビデンスにも合致しないものになります。
緩和ケアは「全人的苦痛の緩和」と「患者の希望実現」を二本柱としているのですが、これは患者のGood Life実現に大きく寄与します。
ACPの実践に当たっては、まずは患者の希望に沿ったGood Lifeの実現を目指すべきであり、患者と医療者が対話を繰り返すことによってラポールが生まれれば、Good Deathの相談は患者側から持ちかけて来るようになります。
したがって、「Good Lifeを実現するため、一緒に話し合いたい」という医療者側の意向を、介入早期に患者/家族に伝えることがACPの第一歩となります。

ACPは生命に関わる疾患を有する患者を対象としているのですが、人生会議は健常人をも対象としたものであり、「自分はどう生きるべきか」を各人が考えるAdvance Life Planningと呼ぶべき概念となります。

 


 

【講師略歴】

梶山 徹(かじやま とおる)先生

1982年和歌山県立医科大学医学部卒業

1996年京都大学大学院医学研究科内科系専攻課程修了医学博士

天理よろづ相談所病院消化器内科医員、京都大学総合診療部助手、関西電力病院消化器内科部長、緩和医療科部長、心療内科部長(兼務)、緩和ケアセンター長を経て、2019年から公益財団法人田附興風会医学研究所北野病院緩和ケア科部長

〔所属学会〕
日本緩和医療学会、日本サイコオンコロジー学会、日本スピリチュアルケア学会、日本内科学会

〔資 格〕
日本緩和医療学会緩和医療専門医・指導医、公認心理士

 


 

 

●お問い合わせ・お申込み先●

(一社)豊中市医師会事務局  電話:06-6848-1671 FAX:06-6848-1526
下記URLからもお申込みいただけます。

 

学術講演会のチラシはこちら(PDF)


(5月8日 更新)